本当にどうでもいい獲らぬ狸の皮算用を考えてみました。いまアフィリエイトで月間100万円の売上があると仮定して。それを焦らず地道に1年かけて30%伸ばす。1年間で平均130%程度の成長率を目指す。それを10年間継続した場合、どうなるか。
1年後 130万円/月
2年後 169万円/月
3年後 219万円/月
4年後 285万円/月
5年後 371万円/月
6年後 482万円/月
7年後 627万円/月
8年後 815万円/月
9年後 1060万円/月
10年後 1378万円/月
もちろん、世の中こんなに上手くいかないことはわかってます。伸びるときは伸びるし、落ちるときは落ちる。
でも多少のブレはあるにせよ、10年間で平均して130%の成長率を実現した場合、現時点では月間100万円程度の弱小事業主でも、月間売上1000万円・年商1億円といった売上の数字は着実に見えてくる。現時点では全く想像できない夢のような数字でも、10年間生き残って持続成長できれば、いつか達成できるかもしれない。
今すぐ2~3倍にしなければならない、と気負う必要はない。
アフィリエイトの世界には、とんでもない売上を平然と叩きだしている方がゴロゴロいます。日常から彼らの発信に触れていると、ときどき、自分の「やりたいこととやっていることの途方もないギャップ」「作りたいサイトと、実際に作れるサイトのギャップ」に、自信を喪失したり、やる気が停滞してしまうこともあります。
ただ、誰しも1日でその場所に辿りついたわけではありません。アフィリエイトは意外と歴史が古いので、法人経営している方の中には、10年近い選手も多いはずです。
もちろん、中には2~3年で月間500万円以上の境地に辿りつくような天才プレイヤーもいるでしょうが、それは異端なので参考にしても仕方ありません。
変な例えですが、NBA個人成績でも、いきなり平均得点ランキング上位に踊り出るものの、持続できずに、ケガや故障で数年で消えていく選手は沢山います。それよりは派手さはなくても、1度もオールスターに選出されなくても、10年間以上の長期に渡って、現役でスタメンを張れる選手の方がいいわけです。レイカーズのDフィッシャーみたいな。
まず大事なのは10年間生き残ること。変化の激しいWEB業界のなかで、多少の山や谷はあれど、平均すると一貫して持続的に20~30%ずつ成長できること。追い風のときに欲張らずに、悪いときのために備えること。身の丈を知ること。焦らないこと。リスクに慎重になること。破綻・退場しないこと。
不安になる日々
正直、「今やっている作業や努力の方向性が間違ってるんじゃないか?」と不安になる日々です。去年の現時点と比較して、期待していたほど利益が伸びていないからです。この1年は何だったんだと。
誰にも相談できず、確実に時間は過ぎていき、その分、将来の選択肢は確実に減っていきます。不安で押し潰されそうになることもあります。でもそれが「自分で事業をやる」ということです。誰も自分の人生に責任を取ってくれませんので、他人に事業戦略や悩みを相談したって意味がないと思っています。自分が信じることをやるしかありません。
幸い、細かいKPI指数を1つ1つ見ていけば、確実に前年よりも成長していることは確認できます。その分は、利益の絶対額に直結していなくても、少なくとも収益の持続可能性や参入障壁には貢献しています。利益も伸びていないわけではない。期待値が高すぎただけ。
「苦しいときにブレないこと」
10年間生き残れば、前年比130%成長でも年商1億円にはいつか辿りつきます。経営者を名乗れる程度にはなれます。10年なんて途方もない年月で、正直、今の自分には想像もできないけれど。大博打でも打たない限り、1朝1夕で何者かになれるわけない。コツコツやるしかない。