インプット量を減らす悪影響は1年後に出てくる

売上が悪いとブログ更新意欲が増します。過去の記事を見返してみても、だいぶ痛いことも書いてるけど、やっぱり売上のない時期の方が熱を感じる。劣等感やなにくそ根性は大事ですね。

インプット時間を減らさないこと

普段のルーティン作業に慣れてくると、どうしてもインプット時間が減りがちになり、アウトプット偏重になる。特に資金的にも精神的にも余裕がないと、どうしても目先のお金を稼ぐための作業が中心の生活になってしまいます。

アウトプットをしない限り売上には繋がりませんので、「目先の売上を増やしたい」と思えば思うほど「いまの自分にできること」の組み合わせだけで稼ごうとしてしまいがちになる。簡単そうな方に流される。

わかりやすい単純な例を出すと、HTMLとCSSしか書けない、プログラミングはわからない人が目先の売上に追われると「まずプログラミングを勉強しよう」とはならない。HTMLとCSSだけで売上が立つ方法を模索してしまう。

別にプログラミングが出来ないとダメなんて話がしたいわけではありません。持ち札が少なければ少ないほど、苦しい競争を強いられざるをえないという話。胡散臭い情報商材屋じゃないですが、知識やスキルに時間を投資しないと1日あたりの生産量が増えていかないので、いつまでも個人の生産能力が変わらない。

1日1つの価値しか生み出せない人が、1000の資産を築くのには1000日かかる。毎日毎日、寝る暇を惜しんでひたすら作業を続けても1000日かかる。本来、初級者がやるべきことは、たくさん勉強して、早く「1日2つの価値を生み出せる人間」になることですが、目先の生活の収益に追われているとインプット時間はどんどん後回しになってしまう。

単位あたりの生産量が増えていかないので、いつまでもスピードが上がらないし、競争で有利にならない。

昔いた会社の業績もこれで少し苦しんだ時期がありました。「できること」が限られている環境ほど、ただの根性論とかになってしまう。2倍の時間作業すればいい、2倍の量を生産すればいい、成績が悪いのはアウトプットが足りないからだ、という話になる。

ここ半年で自分の生産能力は上がったか?

持ち札はインプット時間を増やさない限り、いくら我武者羅に作業だけしてても増えません。日々の勉強は、目先の収益に繋がらなくても強制的に時間を作ってやらなければならないことです。最近、それが本当に減ってる。やばい。

例えば、最近本当に本を読んでいません。本なんて1日30分でも時間作って読めばいいだけなのに、何となくダラダラと作業を優先してしまう。だから語彙力や思考力が全く増えていないように感じる。

セミナーに行くことも減ったし、教材を買うことも減ったし、技術系の講座とかにも通わなくなった。日々の作業に直結するジャンル知識とかは、もちろん相当勉強していますが、もっと広い意味でのインプットを全くしていない。

こういうことの積み重ねは、1年後、3年後、5年後、恐ろしいくらい顕著に出てくるんだろうな、と思ってふと恐怖に感じました。売上の苦しい時ほど、作業一辺倒にならずに、視野を広げてインプット時間を確保しないと、将来、個人として潰しが効かなくなる。一生懸命走ってきたつもりだったけど、何も残ってなかった、なんてことになりかねない。

まとめると、忙しいときほど意識的に本を読むようにしないとなぁ、という小学生並みの感想でした。