12月のアフィリエイト報酬は、確定で63万9千円でした。先月比でいうと結構ガクっと下がりましたね。ずっと好調だったので多少の揺り戻しがあるのは覚悟していましたが、正直、ここまで落ちるとは思ってませんでした。
確定報酬 | 先月比 | 前年同月比 |
---|---|---|
639千円 | 59.4% | 380.3% |
特にサイトが飛んだりしたわけではないので、時期変動だと思っていますが、正直、本当のところはよくわかっていません。もし仮に時期変動だとすれば、このくらいの振れ幅を想定して年間の売上計画を考えないといけない。1サイトで年間1000万は難しいのかもしれない。
ただ、単純に昨年の9月-11月が良すぎた可能性もあります。ラッキーでした。
ガッカリしないといえば嘘になりますが、この水準で今後まだ数カ月落ちつく可能性もあるので「自分の実力はこんなものだ」という気持ちで臨みます。いったん自分の中で期待値をリセットしますw 戻ればラッキー、戻らなければこれが適正な実力です。昨年後半が良すぎただけ。
メインサイト状況
PV数は先月比で87%、約2万PVの減少。落ちているけど、売上ほど先月比で激減しているわけではない。個別のキーワードの順位は追ってないのでわからない。
月間PV | 月間UU | 滞在時間 | 直帰率 |
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109,623 | 50,037 | 1分58秒 | 77.2% |
今までもサイト制作の戦略や方針については、本気で考えていたつもりでしたが、何だかんだで数字が右肩上がりに伸びている時の、人間の決意や意志なんてほとんどアテにならないと感じました。
少し数字が下がり始めると、すぐ不安になる。ブレる。つい最近、何かで「多くの投資家は、割安な株を買うときは半値になっても持ち続けるという決意で買うものの、実際には1割下がったら阿鼻叫喚、2割下がったら放心状態になる」というのを見かけました。株はよくわかりませんが、人間心理なんてそんなものでしょう。
それだけ初期の戦略に継続性、一貫性を持つということは難しい。
継続することの葛藤
よくビジネスの成功哲学とかで、経営者が「今うまくいってる方法にしがみつかない」「過去を捨てる勇気」「変革を恐れない」「飛躍するために、いま持ってるものを捨てる」とか言います。
しかし一方で、同じくらいの頻度で「ダメなときも同じことをやり続けたから成功した」「継続することが一番大事」「1つのことに集中したから成功した」という成功論も聞きます。
もちろん状況や文脈にもよるのですが、これらの話から得られる基本的な教訓というのは、「成功論なんてない」ということだと思います。こういう考え方だと成功する、こういう思考は失敗する、そういったものは究極的にいえば存在しない。すべて結果が良かった場合に後付けされたものに過ぎない。
行き詰りを感じたとき、苦しいときに、それでもバカみたいに同じことをやり続けることで突き抜ける人もいれば、「あの時、あのやり方を完全に捨てたから今がある」という人もいる。この手の抽象的な一般論に、どっちの方が正しいなんてのはない。
こんなことを書く理由は、最近ずっと「もう根本的にやり方を変えないとヤバいんじゃないか?」「継続性を言い訳にして、変化やチャレンジが億劫になってるだけなんじゃないか?」というモヤモヤ、焦り、葛藤がずっとあったからです。でも自分の中で、少し気持ちが整理できました。今はまだ継続の方が大事です。
2016年の目標でも書いたように、今年の前半は去年と全く同じ作業をただただ淡々と継続する予定です。基本的には何1つ新しい挑戦はしない。ちょっと売上が減ったからといって、テコ入れはしません。もちろん、細かい作業工程の「改善」はしますが、新しいチャレンジはしないつもりです。
・・・来月の売上が悪ければ、また考えがブレるかもしれないけど。